天根ヒカルは六角中学校の2年生。彫りの深い顔つきがミケランジェロの代表作ダビデ像に似ていることから仲間内ではダビデと呼ばれている。口数は少ないがダジャレ好き、というかほとんどダジャレしか口にしない。
木手永四郎
木手永四郎は比嘉中学校の3年生部長で沖縄武術の天才児を集めて現在の比嘉中テニス部を作った人物。リーゼントとアンダーフレームのメガネが特徴の寡黙な性格で勝利の為には手段を選ばない非情なプレイスタイルから殺し屋の異名を持つ。
甲斐裕次郎
平古場凛
平古場凛は比嘉中学校の3年生で金の長髪が特徴のお調子者。全国大会の青学戦では知念と組みダブルス2として出場。序盤は木手の指示でスミレにボールをぶつけようとするなどラフプレイもあったが中盤で早乙女に同じ指示を受けた際は「こいつらに余裕なんかこいてたら喰われちまう」と試合を優先し最後まで勝ちにこだわった。
リチャード・坂田
リチャード・坂田は山形県・聖イカロス中の3年生部長。日系イギリス人でもともとは交換留学生だったが今年から正式に聖イカロスへ入学した。「AHAHAHA!」とローマ字表記の独特の笑い声に褐色の肌とドレッドヘアーが特徴の日本人離れした外見だが意外にもこてこての山形弁で喋る。
リリアデント・クラウザー(蔵兎座)
リリアデント・クラウザー(蔵兎座)は愛知県・名古屋星徳中の1年生。全国大会のために集められた7人の外国人留学生の内の1人で元々はリリアデント・クラウザーだったが、全国大会でテニス後進国と蔑んでいた日本の選手に敗退したことから唯一人国に帰らずリリアデント・蔵兎座の名で日本に帰化した。
無我の境地
百八式波動球
百八式波動球は石田銀の108の波動球の中で最高の威力を誇る技。無印では弐十壱式ですら河村を観客席上部に吹き飛ばすなどの威力だったため使用されず、新テニスの王子様でついに使用されたもののデューク渡邊には通じず逆に場外に吹き飛ばされてしまった。
破滅への輪舞曲(ロンド)
破滅への輪舞曲(ロンド)は1打目のスマッシュを相手の手首に当ててラケットを弾き、返ってきた打球を2打目のスマッシュで確実に決める跡部景吾の技。手塚戦では一瞬でラケットの面に当てられたうえ手塚ゾーンの回転をかけて返され、越前戦では無我の境地によってコピーされるなど意外と活躍していない。