出典:テニスの王子様 第32巻 38-39ページ 著者:許斐剛
忍足侑士は氷帝の天才、氷帝一のくせ者、千の技を持つ天才などの異名を持つ氷帝学園の3年生正レギュラー。「裸眼を見られるのが恥ずかしいから」という理由で伊達メガネをかけており関西弁で話す。四天宝寺の忍足謙也とは従兄弟同士。
向日岳人は氷帝学園の3年生で月面宙返り(ムーンサルト)殺法を中心としたアクロバティックプレーを得意とするダブルスプレーヤー。赤髪のおかっぱ頭で女性的な外見だが性格は強気で猪突猛進、意地っ張りなところもある。「~(して)みそ」が口癖。
鳳長太郎は氷帝学園の2年生。宍戸がレギュラー落ちした際はその後の特訓に付き合い、宍戸が正レギュラーの滝を倒した際はその事実とひたむきな努力を監督に訴え、自分のレギュラーの座すら譲ろうとするほど彼の正レギュラー復帰を懇願。それ以来宍戸のダブルスパートナーとなった。
日吉若は氷帝学園テニス部の2年生。冷静沈着で他人に流されない性格で少し神経質な面もあるが常に前向きで上昇志向が強い。氷帝には実力重視、敗者切り捨てという監督の方針が気に入って入った。好きな言葉は「下克上」。
不二裕太は不二周助の弟で聖ルドルフ学院の2年生エース。元々青学に在学していたが「天才・不二周助の弟」としてしか見られないことに耐えかね、テニス部には入部せずテニススクールに通っていたところを観月にスカウトされて転校した。
観月はじめは聖ルドルフ学院の選手兼マネージャー。相手の弱点を徹底的に分析してチームに有利なオーダーを組み作戦を指示するなど司令塔の役割も果たす一方で、自身もそのデータをもとに相手の苦手コースを攻めるプレーヤーでもある。「んふっ」という独特な笑い方が特徴。
桜井雅也は不動峰中学校の2年生で誰とでもペアを組むことのできる生粋のダブルスプレーヤー。黒髪のリーゼントで一見厳つそうにも見えるが明るく仲間思いな性格。都大会では山吹戦に向けて新型コンビネーションを完成させるが会場に来る途中乗っていたタクシーが事故に遭い実力を出しきれず敗北した。
内村京介は不動峰中学校の2年生で黒い帽子を深くかぶっている。前衛キラーと呼ばれており本人も前衛アタック(前衛にボールを強打する戦術)には自信を持っているが菊丸にはあっさりと返されてしまっていた。ダブルスのパートナーは森辰徳。
森辰徳は不動峰中学校の2年生で内村京介のダブルスパートナー。素直で前向きな性格。シングルスの3人と比べると実力は劣るものの、地区予選では青学の菊丸・大石ペアから唯一2ゲームも奪うなど地味ながら地力の高さを見せた。