越知月光(おち つきみつ)はU-17日本代表候補のNo.9。元氷帝学園部長にして氷帝の名を全国区にした第一人者。寡黙で冷静沈着、鋭い眼光で相手のプレッシャーを増幅させ、対戦相手の精神(メンタル)を容赦なく破壊することから「精神の暗殺者(メンタルのアサシン)」と呼ばれている。
身長226cmと、日本代表候補一軍の中でも最長身を誇り、ラケットと腕の長さ、ジャンプを換算した約336cmという圧倒的な高さから打ち込むサーブ、「マッハ」は何人たりとも反応すら不可能とされるうえに100%の成功率を誇る。
日本代表をかけた一軍入れ替え戦では毛利寿三郎とペアを組み跡部・仁王ペアと対戦。「超高校級のダブルスのスペシャリスト」と称される実力見せつけるも、奮戦する跡部・仁王によって最終セットまでもつれ込み、同調(シンクロ)を発動した跡部・仁王に敗北した。
越知月光 能力チャート
- パワー
- フットワーク
- テクニック
- ゲームメイク
- カリスマ性
日本人離れした長身から繰り出すサーブは圧巻。作中では触れられていないがこれだけ「長い」筋肉から繰り出される打球は強烈だろう。
こちらも勝手な推測だが、ここまで極端に身長が高い選手は細かいフットワークや機敏な動きを苦手とする傾向にある。最もダブルスにおいてはプラスの面の方が大きいだろう。
テクニックよりもパワーとメンタルを中心とした選手のようだが、超高校級と称されるからにはこのあたりも一流レベルなのだろう。
返球不可能とされる「マッハ」は跡部には見切られていたが、それだけに頼らず堅実にサービスゲームをキープしていった。また得意技を打ち破られても全くと言っていいほど動じる気配を見せなかったことから精神面の強さも伺える。
いささか接しにくそうな風貌と性格で口数も少ないものの全くしゃべらないわけではなく、必要最低限のコミュニケーションは交わしている。選抜ナンバーや学年のせいもあるかもしれないが、毛利とのダブルスでも主導権を握っていたのは越知の方だった。
プロフィール
- 学年 高3
- 誕生日 8月15日
- 星座 獅子座
- 血液型 A型
- 身長 226cm
- 体重 103kg
- 利き腕 右
- プレースタイル カウンターパンチャー
必殺技
マッハ
圧倒的な長身と長い腕から繰り出す超速サーブ。打点が高いことから成功率も100%を誇り、柳の分析では何人たりとも返すことが不可能とされた。
実際、跡部は眼力(インサイト)によって返球してはいたものの、イリュージョンで手塚になりすました仁王は全く反応すらできないままだった。