ナックルサーブは切原赤也の打つ本人以外どこに跳ねるか予測不能のサーブ。指を立ててボールを握り押し出すようにトスをあげることで特殊な回転をかけており、リョーマとの草試合で赤目モードになった際は執拗に膝を狙い続けて再起不能に追い込もうとした。
ブレ球
ブレ球は聖ルドルフの部長・赤澤吉朗のバックハンドストローク。意図的に打っているわけではなくラケットの先端で打つ赤澤のクセによって打球に常人では判別できないほどの無数の微妙なブレが生じるため動体視力の優れた人間にはボールが分裂して見える。
タンホイザーサーブ
タンホイザーサーブは跡部景吾が関東大会後の特訓により身につけた跳ねないサーブ。ドライブCと同じくものすごい回転量を与えてボールを変形させることによるイレギュラーバウンド(不規則な跳ね方)を利用した技だが、もはやイレギュラーというよりノーバウンドである。
手塚ゾーン
手塚ゾーンは打球の回転を自在に操り相手の打球を自分のいるところへ戻ってこさせる技術。作中最初にこの技を披露したのは越前南次郎だがその後手塚国光が使用した際に「まさに手塚ゾーン」と呼ばれこの名前で定着した。
零式ドロップショット
零式ドロップショットは手塚国光の伝家の宝刀。通常のドロップショットとは異なりボールが地面に着くと全く跳ねずにバックスピンにより手前に戻るスーパーショットで、これを返すためにはボールがバウンドする前に返球するしかない。
堀尾聡史
堀尾聡史は青春学園テニス部の1年生。入学前からテニススクールに通っていたためテニス歴は2年。テニスそのものやプレーヤーの知識は豊富で語りだすと止まらなくなることも多いが技術は乏しい。リョーマに対し勝手にライバル意識を持っているが相手にされていない。
門脇悟
門脇悟は前年度全国大会準優勝である兵庫県・牧ノ藤学院中学校の3年生部長。中学生の中で最長の身長を誇り全国大会の組み合わせ抽選会場では「手塚国光が何ぼのもんじゃ」と口にするが自慢の「スーパーテニス」も不動峰・伊武に「普通じゃん」と言われあっさり敗北した。
季楽靖幸
季楽靖幸は緑山中学校の2年生。元プロ選手である泰造の息子で、現在緑山中テニス部のコーチを務める彼の指導のもとテニスを学んでいるがテニスに対する情熱が薄く「汗かくのあんまり好きじゃないんだ」と口にするほど。部員たちからは名前と性格をかけてかオキラクちゃんと呼ばれている。
不知火知弥
不知火知弥は比嘉中学校のレギュラーメンバーの中でもダントツの肺活量と忍耐力を持ち常に最後まで海に潜り続けることができる。しかし全国大会では青学の勝利が確定したあとの第四試合で乾・海堂ペアに1コマで敗北した。