平等院鳳凰(びょうどういん ほうおう)はU-17日本代表候補のNo.1。見た目、性格とも高校生離れした風格と貫禄を持ち、発言も「滅びよ」など通常では考えられないものが特徴的。甘さを嫌い、相手を極限まで追い詰めるやり方で日本代表を強くし、導こうとしている。
リョーマたちが合宿に参加する2年前に合宿に参加。最初のペアマッチで鬼十次郎と対戦し、互角の戦いを繰り広げたものの鬼神となった鬼に敗北。崖の上送りとなるも血の滲むような特訓を重ね、異次元の強さを手に入れて戻ってきた。
1年生にしてメンバー入りし、フランス大会では「あの破壊王(デューク)に勝てるのはアイツしか…」と言われるまでに頼られるほどの実力となるが、対戦前、落ちてくる屋根から身を挺してデュークの妹・クロエを庇ったことで大きな傷を負ってしまう。
その後ケガを負ったままでデュークと戦ったものの敗北、日本はこの敗戦でグループリーグ敗退が決定してしまう。このことがきっかけで「義では世界を取れない」と悟り、全責任を負うとして日本代表を強くするために手段を選ばないようになる。
一軍入れ替え戦
一軍入れ替え戦では越前リョーガとリョーマが姿を現さなかったことから順番を飛ばして徳川カズヤと対戦。
徳川の「ブラックホール」に苦戦しマッチポイントまで握られたものの、徳川が吐血し意識を失ったことで棄権となり勝利した。W杯にはNo.1として選出されている。
平等院鳳凰 能力チャート
- パワー
- フットワーク
- テクニック
- ゲームメイク
- カリスマ性
コンクリートの壁をも破壊する「光る球(デストラクション)」に加え、それを上回る鬼神のような打球をも放つ。もはやどこまでが演出でどこまでが実体なのか読者にはさっぱりである。
日本代表最強のシングルスプレイヤーということを考えればコートカバー能力は並大抵ではないだろう。
世界各国を渡り歩いて様々なプレイヤーと戦ってきたことから、国をイメージした多彩な技を持つ。中でも打球が無数に分身したように見える「Pirates of the World(パイレーツ・オブ・ザ・ワールド)」は徳川ですらどれが本体か見きれなかった。
容赦のないプレーで隙あらばポイントをもぎ取りに行く。不利に置かれれば通用しなかった技はすぐに切り替え、突破口を模索し続けた。
一軍のリーダー格ともいえる支配力は圧倒的な実力あってのものなのかもしれないが、その裏に秘める男気を知るものも少なくないだろう。
プロフィール
- 学年 高3
- 誕生日 7月4日
- 星座 蟹座
- 血液型 A型
- 身長 189cm
- 体重 74kg
- 利き腕 右
- プレースタイル オールラウンダー
必殺技
光る球(デストラクション)
コンクリートの壁をも破壊する超強力な打球。一軍入れ替え戦前日、徳川を試すため徳川とリョーマが練習しているところを闇討ちした際に使用した。受けるとあとから内蔵に来るらしく、一軍入れ替え戦で徳川が気を失ったのはこの時の後遺症。
Pirates of the American(パイレーツ・オブ・ジ・アメリカン)
バウンド後、打球が多数に分裂したように見える世界の技。
ザ・スネークチャーマー・インディア
大量に分裂した打球をも全て打ち返す世界の技。
El toreo de espanol(エルトレオ・デ・エスパニョール)
世界クラスの豪速球サーブ。徳川のブラックホールを剛球で打ち破ろうとした。
ザフェニックスオブエジプト
上空から急速に落下する鋭いロブ。徳川のブラックホールを上空から打ち破ろうとした。
マトリョーシカ・オブ・ロシア
中学生高校生対抗ナンパ合戦で外国人女性を強引に連れて行こうとしたところ、その女性のボーイフレンドが銃を取り出した際に使用。ボールの中から小さなボールが、さらにそのボールから小さなボールが飛び出し、最終的に極小のテニスボールを銃口につまらせて暴発させた。
Pirates of the World(パイレーツ・オブ・ザ・ワールド)
徳川との試合で見せたPirates of the American(パイレーツ・オブ・ジ・アメリカン)の強化版。打球がさらに多く分裂する。