出典:テニスの王子様 第17巻 126-127ページ 著者:許斐剛
大和祐大は青春学園テニス部のOB。手塚が1年生時(物語開始2年前)の部長で太縁の丸眼鏡と無精髭が特徴。誰に対しても敬語で話す一見柔和な人物だがコート内でもめた部員たちに即座にグラウンド100周を課すなどペナルティは手塚以上に容赦がない。
青学を勝利に導くための無理がたたって腕を負傷し何度もテニスをやめそうになったが手塚と出会ったことによりもう一度テニスがしたいと思いリハビリの結果再びラケットを手にすることができた。
新テニスの王子様での活躍
新テニスの王子様ではU-17代表候補の1人として再登場。メガネをかけず茶髪にピアスと中学時代から見るとかなり垢抜けた。3番コートに所属し5番コートとの総入れ替え戦(シャッフルマッチ)シングルス2で手塚と対戦。
手塚が相手の動きや呼吸などで打球を予測していることを利用し打つ直前でコースを変える幻有夢現(げんうゆめうつつ)であるはずもない打球を追わせ優勢となるが、手塚に向けて放った「自分の為だけに戦って欲しい」という言葉をきっかけに手塚が天衣無縫の極みに目覚め敗北。2軍選抜No.10に選ばれる。
大和祐大 能力チャート
- パワー
- フットワーク
- テクニック
- ゲームメイク
- カリスマ性
新テニのコーチ陣が持っていたパラメーターを見る限りどれも5段階評価で2と低いところで安定しており身体能力には突出した部分がない。
上記のパラメーターを信じるならばこうなるがこのパラメーターでは手塚とラリーすること自体困難なのではないだろうか。
こちらも平均以下となっているが打つ直前に打球のコースや強さを変えるのはなかなか高等技術である。無印では幻影こそ見せなかったものの亜久津仁が同じ技術を披露した。
上述のパラメーターには「このパラメーターでなぜ3番コートに立っていられるのか・・・」と記載されていたが高い洞察力と引き出しの広さが彼の真骨頂なのだろう。
厳しくも優しく、そしてなによりその責任感の強さからチームメイトからも慕われていた。一度テニス部を退部しそうになった手塚が青学の柱となれたのも彼の存在があったからだろう。
プロフィール
- 誕生日 11月4日
- 星座 蠍座
- 血液型 O型
- 身長 182cm
- 体重 67kg
- 利き腕 右
- プレースタイル カウンターパンチャー
- 趣味 川柳、トレッキング
- 学年 高2
- 視力 両目とも0.25
- コンタクト メニコン
- シューズ HEAD Metalix 2
- ラケット MIZUNO WAVE EXCEED AC7
- 出身中学校 青春学園中等部
- 委員会 保健委員
- 好きな色 深緑
- 好きな食べ物 わらび餅
- 今一番ほしいもの 筆
- テニス以外の特技 川柳
必殺技
幻有夢現(げんうゆめうつつ)
テニスではレベルが上がれば上がるほど相手のフォームなどで打球を予測してより早く動くようになるが、それを逆手にとって直前にコースや強さを変えることによって相手にあるはずもない打球を追わせる。