越前リョーマはテニスの王子様の主人公で青春学園テニス部の1年生レギュラーのスーパールーキー。アメリカのジュニア大会4連続優勝の天才少年で、物語開始時日本に転校してきた際に出場した大会ではスミレに14歳以下の部で出場することを勧められていたが、さらに上の16歳以下の部に出場していた。口癖は「まだまだだね」。
青春学園中等部
手塚国光
手塚国光は青春学園の3年生部長。中学テニス界でその名を知らない人はいないと言われる全国区の実力で昨年の王者・立海大付属中の面々からも注目されている。厳格な人物で普段は寡黙で冷静だがテニスのこととなると誰よりも熱くなる。口癖は「油断せずに行こう」。
不二周助
不二周助は青春学園の3年生で名実ともに手塚に次ぐ2番手にして天才の異名を持つ。色白で栗色の長めの髪が特徴。物腰の柔かい人物で常に笑顔を絶やさないが、それゆえ心の奥底は表情から読み取ることが難しく、テニスの実力も乾ですらデータを取らせてもらえないというミステリアスな魅力を持つ。
大石秀一郎
大石秀一郎は青春学園の3年生テニス部副部長。厳格な部長・手塚に対し優しく穏やかな性格から青学の母とも呼ばれる。手塚が九州で肩の治療を受けている間は部長代理を務めた。もみあげが特に短い坊主頭で前髪の束が2本触覚のように伸びている特徴的な髪型をしている。
菊丸英二
菊丸英二は青春学園テニス部の3年生レギュラー。右頬の絆創膏が特徴。典型的なダブルスプレーヤーで、特に柔軟性と瞬発力を活かした前衛でのアクロバティックプレーが得意。大石とともに昨年全国に出場していることから黄金(ゴールデン)ペアと呼ばれている。
乾貞治
乾貞治は青春学園テニス部の3年生レギュラーでその知略と膨大なデータ量から参謀的な役割も果たしている。視力が悪いためいつも分厚い眼鏡をかけており瞳が見えない。リョーマのツイストサーブを返せなかった際に発言した「理屈じゃない……」というセリフは後にボーリングでガーターした際もネタで使われた。
河村隆
河村隆は青春学園テニス部の3年生レギュラーで仲間たちからはタカさんと呼ばれている。普段は優しく大人しい性格だがラケットを持つと一変して攻撃的な熱血漢となり口調も「バーニング!」などの英単語を交えた激しいものとなる。ギャグシーンではラケット以外でもバーニング状態になることもある。
海堂薫
海堂薫は青春学園テニス部の2年生レギュラー。通称マムシだが人付き合いが苦手で血の気が多く眼光鋭い強面なうえ本人がそのあだ名を嫌っていることから実際にそう呼ぶ人は少ない。同学年の桃城武とはいがみ合っているが良きライバルでもあり内心ではお互いの実力を認め合っている。
水野カツオ
水野カツオはリョーマの同級生の一人。レギュラーではないため青学の選手たちの試合を応援している。坊主頭のため関東大会で大石の会場到着が遅れている際は選手登録のため水泳キャップとマジックで大石になりすますことになった。2年生になってからは髪を短髪程度に伸ばし色も金に染めた。
加藤勝郎
加藤勝郎はおかっぱ頭が特徴のリョーマの同級生。青学の部員としてリョーマたちレギュラーを応援している。父親はテニスクラブのコーチで、入学後すぐにテニス部に訪れたことからも多少の心得はあるのかもしれないが、意地の悪い先輩に誘われたサーブで缶を当てるゲームではかすりもしなかった。