実現可能なテニス技からどう考えても実現不可能なテニヌ技まで、様々な必殺技が登場するテニスの王子様。この記事ではその中で最強の技を第5位から第1位まで勝手にランキングしてみた。
前提条件
- 新テニは除き、無印版に登場した技の中から選定
- 無我の境地などのモード的な技は除く
- 「五感を奪う幸村のテニス」「データテニス」など、技っぽくない技は除く
第5位.COOLドライブ
作中では幸村にのみ破られた越前リョーマの必殺ショット。着弾後ほとんど跳ねないだけでなく、ノーバウンドで打ち返しても相手のラケット面、さらには相手の腕の上まで転がってしまうという悪魔の様な技。
第4位.星花火
「真田にも幸村にもなれる」と言われたコート上の詐欺師・仁王が動くことすらできなかった究極のショット。上空に強烈に打ち上げたボールが会場に吹く風を受け、不規則な回転を帯びながら高速落下するというもはや化け物のような技。
条件として、コードボールに対してのカウンターであることや風のない室内では使えないことなどがあり、使用できる局面はかなり限られる。とはいえ幸村なら何事もなかったかのようにライジングで返しそうだが…。
第3位.サムライドライブ
強烈な回転をかけた打球をネットのワイヤー部分に直撃させ、ボールを真っ二つに切断したうえで相手コートに返球するわけのわからないショット。これに至ってはもはやルール上どう扱われるのかもよくわからない。
第2位.漢球(おとこだま)
限界まで消耗した河村がバランスを崩しながら打ったことで偶然放ったフレームショット。石田銀の波動球をも超える威力で、あの筋骨隆々の大男を骨折させて、0-5の0-40という崖っぷちから勝利をもたらした。
これに至っては返せるとか返せないとかいう話ではなくできるなら「返したくない」ショット。これも幸村あたりならフレームやラケットの柄を使って返しそうだが、ちょっとミスれば骨折もののため触れたくもない。
毎回打てるわけでもないので素直に1ポイント取らせてあげればいいだろう。
第1位.零式サーブ
ルール上返球不可能な手塚国光最強のショット。第一位に輝いた最大の理由は、この技が数ある「跳ねない打球」の中でもサーブであるためだ。
他の「跳ねない打球」は着弾前に返すという選択肢があるにはあるが、サーブだけはノーバウンドで返すとルール違反となってしまう。かといって着弾後は跳ねないため文字通り返すことができない。
似たものに跡部のタンホイザーサーブがあるが、こちらはイレギュラーバウンドで微妙に跳ねるであろうことと、何より跡部自身によって返されていることでそれが証明されているためランク外とした。
惜しくもランク外となった技たち
この他にもいつくかの技が候補にあがったが、手塚ファントムは理論上逆回転をかければ返せるし、零式ドロップは上記のものに比べれば見劣りする。
また、超ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐や風林火陰山雷の「雷」は最後まで候補に残ったが熟考の結果ランク外とした。
TOP5を決めてみて
TOP5は作中で一度も返されたことのない打球で埋まるかと思っていたが、ラスボスの幸村にのみ破られてしまったものが多く、それ以外も零式サーブ以外は全て返されてしまいそうなイメージができてしまった。幸村恐るべし。