スーパースイートスポットは「光る球(デストラクション)」を打つ際にボールを捉えなければならない、いわばラケットの芯。越前リョーガいわく通常のスイートスポットは場所(スポット)だが、スーパースイートスポットは点(ポイント)らしく、ピンポイントで打球を捉えなければならないようだ。
作中で練習法とされているのは縦横1本ずつしかガットが張られていないラケットでボールを打ち、点であるスーパースイートスポットを見極める方法で、本来1軍の実力を持つ鬼が5番コートにいた際は練習のためかこのガット縦横1本ずつのラケットを使用していた。
ちなみに現実でこのようなラケットを使おうと思ったらガットが切れる以前に縦横1本ずつでガットを張りあげることがまず困難である。
そんな張り方の説明書はどこにもないし、そもそも縦横のガットの本数が奇数のラケットでなければきちんと真ん中に張ることができない。何よりガットをどうやって結べばいいというのか。
光る球(デストラクション)
ちなみにリョーガは「光る打球を打ちたいのなら『まず』見極めることだぜ…スーパースイートスポットをな」と発言しており、また、「光る球(デストラクション)」を打つ際にはラケットを握っていない側の手がインパクト前に光ることから他にも条件があると考えられる。
もっともスーパースイートスポット以外の条件については詳しく語られておらず、スーパースイートスポットを見極めたリョーマがすぐに光る打球を打てるようになったことから、他の条件はこのレベルの選手にとってはそれほど大きな問題ではないことが伺える。