越前リョーマ

越前リョーマ
出典:テニスの王子様 第41巻 174ページ 著者:許斐剛

越前リョーマはテニスの王子様の主人公で青春学園テニス部の1年生レギュラーのスーパールーキー。アメリカのジュニア大会4連続優勝の天才少年で、物語開始時日本に転校してきた際に出場した大会ではスミレに14歳以下の部で出場することを勧められていたが、さらに上の16歳以下の部に出場していた。口癖は「まだまだだね」。

伝説のテニスプレーヤーサムライ南次郎の息子で、抜群のテニスセンスを受け継ぎ幼少期からテニスの英才教育を受けていた。当初は父親を倒すためだけにテニスをしていたが、目標達成後に何も残らないことを心配した部長の手塚国光に高架下のコートで敗北してからは青学の柱になるべく闘志を燃やす。

目つきが鋭くストレートな性格で敬語を使う際も「~っス」などと言うため生意気に見られやすく、忍足侑士に「図太い神経で唯我独尊、三白眼で睨んでくる」と評され、四天宝寺中の面々にはそのイメージで覚えられた。

作中での活躍

卓越した能力を持つがダブルスだけは性格的に苦手で、地区大会初戦で桃城と組んで連携も何もない無茶苦茶なプレーをして以降ダブルスの出場はない。ちなみに主人公だけあって公式戦では地区大会から全国大会まで優勝を全てその手で決めている。

全国大会直前は南次郎と共に軽井沢で特訓を行っていたがその際滝壺から落ちて記憶喪失となった。しかし当日のシングルス1までの間に歴戦のライバル達と試合をしたことで記憶を取り戻している。

アニメ版での全国大会出場の経緯

アニメ版では全国大会までの流れが原作と異なり、関東大会、日米親善試合後、全米オープンに日本最年少選手として招待されるが一旦は辞退する。しかし手塚に諭され出場を決意し渡米したものの最終的には全米オープンを途中で辞退し、帰国後大石をシングルスで破りレギュラー入りした。

新テニスの王子様

テニスの王子様の最終回では再びアメリカに居るもののU-17日本代表合宿に招待され日本に帰国。脱落タイブレークマッチでは南と対戦予定だったが、金太郎とトイレを探しに行ったところ、練習中の徳川を発見し試合を挑み完敗。そうこうしているうちに不戦敗となっていた。

その後崖の上のコートでの特訓を経て「革命軍」としてコートに復活し2番コートに編入。1軍入れ替え戦発表後、徳川に練習に誘われ過去を聞いたあと平等院に襲われるが、兄を名乗る越前リョーガに助けられる。

越前リョーマ 能力チャート

  • パワー
  • お世辞にもパワーはある方ではないが、百錬自得の極みや無我のオーラを適所に移動させることでパワーショットにも対応している。

  • フットワーク
  • 中学生では切原赤也とリョーマのみが一本足でのスプリットステップを使用しており、これによって本来半歩程度反応を早くするためのステップが1歩半は早くなっている。
    また終盤では無我のオーラをコントロールし始めており足に集中することでさらに高速での移動を可能にした。

  • テクニック
  • 他者の技をいとも容易く模倣して見せるほどのセンスの持ち主で、自身もツイストサーブやドライブA,B,Cなどの固有の技を使用するほか、終盤は完璧ではないものの手塚ゾーンをも使用した。

  • ゲームメイク
  • 高度な技術を持つ反面計算した試合展開を見せたことはほとんどなく、乾のデータテニスに対しても真っ向から打ち破ってみせた。

  • カリスマ性
  • 中盤以降は青学のメンバーたちとも仲良くやっているが、圧倒的な実力を持つがゆえに許されている部分が多いのではないか。一歩間違えば嫌われ者になりかねない危うさを持っている。

プロフィール

  • 誕生日 12月24日
  • 星座 やぎ座
  • 血液型
  • 身長 151cm
  • 体重 50kg(10kgの重りをつけて測定したため本来は40kg)
  • 利き腕 左(右腕でもプレーは可能)
  • プレースタイル オールラウンダー
  • 足のサイズ 24cm
  • 視力 左右1.5
  • 部内での役割 なし
  • 委員会 図書委員会
  • ラケット FILA マーク・フィリポーシスミッド,BRIDGESTONE DYNABEAM GRANDEA
  • 家族構成 父、母、従姉、猫(カルピン)
  • 父親の職業 寺の住職(代理)
  • 趣味 全国名湯の入浴剤のお風呂に入る
  • 得意科目 英語、化学
  • 苦手科目 理科の実験、国語
  • 好きな色 シルバー
  • 好きな食べ物 焼き魚、茶碗蒸し、えびせんべい(梅、キムチ味)
  • 好きな映画 ハリウッド系なら何でも
  • 好きな本 月刊プロテニス
  • 好きな音楽 Jポップ
  • 座右の名 All or Nothing(一か八か/妥協を許さない)
  • 出身小学校 ロサンゼルス郡立セイントユース小学校
  • よく訪れる学校スポット 校舎裏の巨木の下
  • 好きなタイプ ポニーテールの似合う子
  • 行きたいデートスポット サンタモニカ・サードストリート・プロムナード(ロサンゼルス)
  • 今一番欲しいもの ニンテンドーDS
  • 日課 カルピンと遊ぶ
  • 苦手なもの(こと) 早起き、寺のぞうきんがけ
  • テニス以外の特技 なぜか動物になつかれる

必殺技

ツイストサーブ

スライスサーブとは逆の方向に跳ね上がるサーブ。プロではセカンドサーブで多用されているが、この回転に不慣れな中学生にとってはスライスサーブの感覚で打点に入ると顔面に向かって跳ね上がってくる恐怖のサーブ。

ドライブA

至近距離から相手の顔面めがけて放つドライブボレー。

ドライブB

打球のしたにスライディングして打つドライブボレー。

ドライブC

強力なスピン回転を与えることでイレギュラーバウンドを引き起こし打球を跳ねずに転がらせる。

COOL(クール)ドライブ

ドライブCの2倍以上の回転を掛けることでドライブC同様跳ねないうえラケットで捉えてもボールがラケットを転がっていく。

無我の境地

己の限界を超えた者のみが辿り着ける境地で、身体能力が大幅に上昇しそれまでに対戦した相手の技を無意識にコピーして繰り出す。

天衣無縫の極み

全国大会決勝シングルス1でリョーマが開いた無我の奥の最後の扉。乾の分析では試合序盤で使っていた適所に無我のオーラを集中させるのに似ているとしたが、南次郎いわく「テニスを始めた時のテニスが楽しくてしょうがない気持ち」こそが天衣無縫らしい。

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