河村隆は青春学園テニス部の3年生レギュラーで仲間たちからはタカさんと呼ばれている。普段は優しく大人しい性格だがラケットを持つと一変して攻撃的な熱血漢となり口調も「バーニング!」などの英単語を交えた激しいものとなる。ギャグシーンではラケット以外でもバーニング状態になることもある。
現3年生レギュラーの中で唯一3年時からレギュラー入りしており他の青学テニス部レギュラーたちに比べて才能がないと引け目を感じてもいる。他校の選手から「青学のお荷物」などと言われたこともあるが本人もそれを意識しており試合中に「みんなの足手まといにならないように」と奮起したことも少なくない。
しかしパワーにおいては紛れもなく青学のナンバーワンであり本人もパワーだけは負けたくないとトレーニングを積んだ結果最終的には全国でも通用するパワープレーヤーとなった。なお、小学生の頃は空手の道場に通っており山吹中の亜久津仁とは同じ道場に通っていた幼馴染である。
新テニスの王子様では脱落タイブレークマッチで亜久津と対戦し敗北。合宿復帰後は「革命軍」として2番コートに所属し樺地とダブルスを組んで1軍の伴・伊達ペアと対戦。弐拾五式波動球や佰八式波動球を使用したものの劣勢は覆せず、マッチポイントで自らのサーブによって誤って照明を落としてしまうが、樺地とともにそれを受け止めたところそのパワーを認められ1軍No.12のバッジを託された。
河村隆 能力チャート
- パワー
- フットワーク
- テクニック
- ゲームメイク
- カリスマ性
もともと固有の技は持っていなかったが不動峰の石田鉄から波動球を模倣し、その後両手波動球やダッシュ波動球などを身に付け自分のものとした。パワーでは全国屈指だったが四天宝寺の石田銀にはダッシュ波動球すらも彼の108まであるうちの壱式波動球と同程度と評されてしまった。
青学はシングルスの層が厚いこともあって対戦相手に強力なパワープレーヤーがいない限りはダブルスで出場するか補欠となることが多く、オールコートのフットワークは青学では下位だと思われる。
回転やコースを突くような技は一切なく得意とするパワー勝負にこだわっている。
ダブルスでは不二や桃城と組んだが基本的にゲームメイクは任せており、シングルスは言ってはなんだがまともなゲームメイクができず相手や自身、最悪の場合双方共に負傷し棄権することになる。
ただし樺地のような厄介な相手をノーゲーム(引き分け)に持ち込んだこともあり必ずしも裏目に出るわけではない。
バーニング状態と通常時の差が激しすぎるためいじられ役には向いているが、慣れないうちは付き合いづらく中心人物になった場合色々と困ることになるだろう。
プロフィール
- 誕生日 11月18日
- 星座 蠍座
- 血液型 A型
- 身長 180cm
- 体重 65kg
- 利き腕 右
- プレースタイル アグレッシブ・ベースライナー
- シューズ ASICS(GELSTROKE)
- ラケット DUNLOP(RIMBREED XL)
- 好きな食べ物 松茸の土瓶蒸し・生いくら丼
- 趣味 モノポリー・包丁を研ぐ(修行中)
- 家族構成 父・母・妹
- 父親の職業 自営業(すし屋)
- 得意科目 数学
- 好きな色 水色
- 好みのタイプ スタイルのいい子(すらっとした感じが好き)
必殺技
バーニングサーブ
初期から身につけていた技でバーニング状態で打つ強力なサーブ。色々と強烈なイメージのため200km/hを超えるという噂がある。
波動球
石田鉄から模倣した渾身のフラットショット。腕にかかる負担が大きいため何度も使用すると負傷する危険性が高い。
両手波動球
両手にすることによって波動球の負担を軽減したもの。威力は片手のものよりも劣る。
ダッシュ波動球
前方に踏み込む勢いを利用して威力を増した波動球。身体への負担が大きいため一日一発が限度としている。
漢球(おとこだま)
石田銀との試合で波動球を受けボロボロになり、フラつきながら打った際に偶然フレームに当たったことにより無数のブレが生じたサーブ。波動球とは異なるブレが生じていたため無効化できず石田銀の腕を破壊(骨折)した。