出典:テニスの王子様 第35巻 166-167ページ 著者:許斐剛
千歳千里は前年まで獅子楽中に所属しており橘とともに九州二翼と呼ばれた全国区のプレーヤー。194cmと中学生とは思えないほどの長身で髪は天然パーマ、左耳にはピアスを付けて普段は片方6kgの鉄下駄を履いている。獅子楽中にいたころ練習試合で橘がボールをぶつけたことで右目の視力が低下している。
無我の境地を自在に扱える数少ない人物の一人で、大学病院で脳波を調べるなどの研究の結果無我の境地の奥に存在する三つの扉の存在を知った。そして扉の一つである才気煥発の極みを開き、全国での橘との戦いで決意を固めて使用した。
橘との試合は千歳の目の怪我を気遣ってフォアサイドにボールを打たなかったことに気付き「あばれ獅子」を返して勝利。直後に退部を願い出たが渡邊の気遣いにより青学との準決勝ダブルス1で出場し、実質千歳VS手塚のシングルスマッチとなるが手塚もまた才気煥発の極みを使用し予言を全て上回られて敗北した。
千歳千里 能力チャート
- パワー
- フットワーク
- テクニック
- ゲームメイク
- カリスマ性
本来の力を取り戻した橘の猛攻あばれ獅子に対して押されながらも自分のペースに持ち込み、才気煥発の極みを開いてからは橘のパワーをものともせず予測通りの展開でゲームを奪っていった。
手塚には1-6で敗れたもののゲーム展開を支配し合う高度な試合となり、パワーテニスを得意とする橘に勝利したことからもそれに対応するだけのものが必要だっただろう。
強烈な縦回転により打球を急激にホップさせ視界から消えたかのように見せる神隠しを使うほか全国区プレーヤーたちにも引けを取らないラリーを展開した。
あえて強打を打たないことで手塚の百錬自得の極みを封じるなどもともと展開を考えて戦うプレーヤーで、才気煥発の極みを開いてからはその読みに磨きをかけて展開を支配した。
良くも悪くも自由人で協調性を重んじるタイプではないがその実力からか存在感は堂々たるものがある。
プロフィール
- 誕生日 12月31日
- 星座 山羊座
- 血液型 A型
- 身長 194㎝
- 体重 81kg
- 利き腕 左
- プレースタイル オールラウンダー
- 委員会 美化委員会
- 足のサイズ 28cm
- 視力左右 左0.8,右は視力低下
- 趣味 将棋、散策
- 得意科目 数学、歴史、美術
- 苦手科目 音楽
- 好きな食べ物 馬刺し
- 好きな色 たんぽぽ色
- 好きな映画 ジブリアニメ
- 好きな本 詰め将棋の本
- 好きな音楽 葉のそよぐ音
- 座右の銘 面白き事もなき世を面白く
- 出身小学校 熊本第一小学校
- よく訪れる学校内スポット 学校の裏山
- お小遣い使用例 ふらっと出かけた時の電車賃
- 好みのタイプ カゲのある子
- 行きたいデートスポット 公園
- 今一番欲しいもの シルバーピアス
- 日課 散歩しながら野良猫を愛でる事
- 苦手なもの(こと) クモ
- テニス以外の特技 見ただけで兄弟構成がわかる事
- 授業の出席率 49.8%
必殺技
無我の境地
真田弦一郎、幸村精市と共に真田の知る無我を使いこなせる3人のうちの一人。
才気煥発の極み
無我の境地の奥にある三つの扉の一つ。頭脳を活性化させて一球ごとの戦略パターンを瞬時にシミュレートすることで最短何球目でポイントが決まるかを見極めることができる。
神隠し
強烈な縦回転をかけることで打球がバウンド後急激にホップし相手に消えたかのように錯覚させる。