竜崎桜乃 | テニプリの宮

出典：テニスの王子様　第1巻　176ページ　著者：許斐剛

竜崎桜乃は青春学園の1年生で長いおさげ髪が特徴の本作ヒロイン。スミレの孫。佐々部兄が友人とともに電車の中で騒いでいたせいで目的の駅で降りづらい状況だったところをリョーマに助けられたことがきっかけで彼のテニスを見て憧れを抱き女子テニス部に入部した。リョーマに好意を寄せている。

リョーマに助けられたにもかかわらず聞かれた道を間違って逆に案内してしまうという方向音痴の迷惑極まりないドジっ娘キャラで、その結果試合に遅刻したリョーマは不戦敗となっている。

運動神経は良い方ではないが真面目に練習しておりリョーマにアドバイスを受けたこともある。また、男子テニス部にお手製のおにぎりを差し入れるなどのシーンはあるものの、ヒロインとしては非常に出番が少ないのはテニスの王子様の読者層に女性が多く、リョーマへの恋が報われることが許されないためだと思われる。

竜崎桜乃　能力チャート

フォームがまだ出来上がっていないためボールを打ってもあまりパワーが伝わらず、初心者である親友の小坂田朋香よりもいいボールが打てないほどだった。とはいえ桜乃もまだ初心者みたいなものだったので仕方ないが。

極度の方向音痴のため青学男子の応援に向かってもなかなか会場にたどり着けずリョーマ達の試合を見逃すことも多い。女子部の練習もあったためか全国大会でも準決勝までは見に来ていなかった。

リョーマいわく膝伸びすぎ、肘曲げすぎ、肩開きすぎ、髪の毛長すぎ、へっぴり腰。壁打ちで空振ったり壁を越えてホームランしてしまったりと残念ながらテニスには向いてなさそうだ。

方向音痴や運動音痴も相まって究極のドジっ娘キャラといっていいほどのドジっぷりを炸裂させている。

真面目で良い子なのだがここまでドジだと誰かを引っ張るような役職は向いていないだろう。