種ヶ島修二 | テニプリの宮

出典：新テニスの王子様　第12巻　22ページ　著者：許斐剛

種ヶ島修二（たねがしましゅうじ）はU-17日本代表候補のNo.2。飄々とした雰囲気の言わば何を考えてるかわからない、掴みどころのないキャラ。本来は１軍なのに飛行機が嫌いという理由で海外遠征に行かず、その間は1番コートに所属しジャージも二軍の白ジャージを着ていた。

一軍入れ替え戦では大曲とペアを組み真田・亜久津ペアと対戦。真田の「雷」をあっさり返球したうえ真田のドリンクを堂々と飲み、さらに次の自分のサービスゲームでサーブをわざと真田のドリンクに当ててぶちまけて散々精神を揺さぶったと思ったら大曲に試合とラケットを丸投げ。

しかし真田の黒色のオーラに大曲が苦戦し始めると突如戦線に戻り、全ての必殺ショットを「無」にして返球する「已滅無」で真田・亜久津ペアを翻弄。さらに圧倒的なまでの「あっち向いてホイ」の強さを見せつけ、そのまま勝利した。

種ヶ島修二　能力チャート

パワーにパワーで対抗することはなくいなして返すタイプで自信もパワーショットを得意としているわけではない。

あらゆる方向に変化させる真田の黒色のオーラをものともせず素早く追いついて返球するだけの能力を持っていた。

あらゆるショットを無効化する「已滅無」に加え、無理な体制でも的確にボールを捉え、正確に相手ペアの間に落とす巧みな技術力を持っていた。

プレーでもプレー以外でも奔放な振る舞いで対戦相手を翻弄したのは見事だが、ペアに試合を丸投げするなど自分勝手な面も。しかし試合の流れや重要局面は抑えているらしく不利と見るやいなや即座に戦線に復帰した。

肝心な時は頼りになるタイプだが、それ以外は基本的に自由気ままでマイペース、集団行動も苦手そうだ。

視覚から伝達された回転の情報を瞬時に手首へと伝えられる天性の感覚を活かし、全ての必殺ショットを「無」にして返球する。