徳川カズヤ

徳川カズヤ
出典:新テニスの王子様 第6巻 16ページ 著者:許斐剛

徳川カズヤはU-17日本代表候補合宿の1番コートに所属する高校生。冷たい目つきをした寡黙な人物で、合宿早々対戦を挑もうとした切原赤也を視線だけで圧倒する威圧感の持ち主。切原いわく「幸村に似た何か」を感じ取ったらしい。

その後、鬼との練習中に割り込んだリョーマの挑戦を受けるも圧倒。しかし「お前とは戦う予感がしていた」と一目置いていたと取れる発言をしており、1軍入れ替え戦前日に練習相手に指名するなど実力と将来性を認めている様子。

テニスの名門クラブで5歳の頃から海外を拠点にプロを目指して努力を重ねてきたエリートで、合宿にはリョーマたちが参加する前年に参加したものの、当時の日本のレベルが世界と大きく開いていたことから舐めてかかっていた。

しかし合宿参加直後に平等院に惨敗。プライドを打ち砕かれるとともに脱落組として崖の上のコートへ送られ、平等院への雪辱を晴らすべく特訓に励み、二軍選抜チームのNo.1へと上り詰めた。

一軍入れ替え戦

一軍入れ替え戦では対戦予定だった越前リョーガとリョーマが2人とも現れなかったことから順番をスキップして平等院と対戦。

空間を削りとってあらゆる打球を止める「ブラックホール」で平等院をマッチポイントまで追い詰めるも、前日平等院の闇討ちからリョーマを庇って受けた光る球(デストラクション)が響き吐血。乱入したリョーマによって一命は取り留めたものの棄権負けとなった。

W杯

W杯ではリョーガに代わりNo.4の枠に選出される。プレW杯ではドイツのボルク&フランケンシュタイナーに対し自ら出場を願い出る。序盤こそ優勢に立ったものの幸村が五感を失い一挙に劣勢に。

しかしW杯出発前「義では世界は取れない」とする平等院に「義で世界を獲れることを証明する」と宣言しており、それを実践するかのように「ブラックホール」で幸村を守りながら戦った。

徳川カズヤ 能力チャート

  • パワー
  • 筋力という意味ではデュークほど突出しているわけではなさそうだが、スーパースイートスポットでボールを捉えることによりコンクリートの壁をも破壊する光る球(デストラクション)を使いこなしており、パワープレーもこなすことができる。

  • フットワーク
  • 現状日本最強の平等院にも引けをとらないシングルスの実力を持っている。基礎能力もかなりのものだろう。

  • テクニック
  • 「光る球(デストラクション)」や「ブラックホール」などの技は元より、ブラックホールを展開してサイドを守った上でポーチに出るなど技の使い方も上手く、その点はドイツ代表のQ・Pにも評価されている。

  • ゲームメイク
  • 平等院との一軍入れ替え戦で選手生命を縮める技を多用したことは信念のために仕方がないとしても、どうせ使うなら2セット目を0-6で落とす前に使っていれば「光る球」の影響が出る前に試合を終わらせることができたかもしれない。

  • カリスマ性
  • 一見冷たそうだが内に秘める情熱と才能は鬼と入江を惹きつけ、そのテニス人生を賭けさせるほどに動かした。

プロフィール

  • 学年 高2
  • 誕生日 7月27日
  • 星座 獅子座
  • 血液型 AB型
  • 身長 189cm
  • 体重 79kg
  • 利き腕 左
  • プレースタイル オールラウンダー

必殺技

光る球(デストラクション)

通常のスイートスポット(ラケットの芯)よりも更に小さいスーパースイートスポットで打球を捉えることにより超強力な打球を打ち出す。

ブラックホール

鬼と入江との特訓で習得した技。強力なスイングで空間を削りとってあらゆる打球を止める空間を作り出す。

強靭な肉体としなやかな筋肉を必要とし、身体に相当な負荷がかかることから使えば身体がもって30分、それも確実に選手生命を確実に縮める諸刃の剣とも呼べる技。

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